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歴代愛車およびレース車両VEHICLE PHOTOS

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JAF公式戦戦績RESULT

2023年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

  • Rd1 4月2日 予選5位/決勝4位
  • Rd2 7月23日 予選4位/決勝4位
  • Rd3 9月24日 予選3位/決勝3位
  • Rd4 10月7日 予選3位/決勝4位

2022年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

  • Rd1 4月3日 予選4位/決勝4位
  • Rd2 6月25日 予選5位/決勝4位
  • Rd3 7月24日 予選6位/決勝6位
  • Rd4 9月25日 予選3位/決勝4位

2021年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間3戦)

  • Rd1 4月10日 予選5位/決勝5位
  • Rd2 6月6日 予選5位/決勝DNS(予選でのマシントラブル)
  • Rd3 10月17日 予選5位/決勝6位

2020年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間3戦)

  • Rd1 8月1日 予選DNS(エンジントラブル解消できず)
  • Rd2 11月15日 予選5位/決勝5位(エンジンブローにより8周で終了)
  • Rd3 12月12日 予選4位/決勝4位

2019年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

2019年富士チャンピオンレース

  • Rd1 5月12日 予選10位/決勝8位
  • Rd2 8月31日 予選4位/決勝4位
  • Rd3 9月21日 予選2位/決勝2位
  • Rd4 10月19日 予選5位/決勝3位
  • 年間ポイント:27点/3位

2018年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

2018年富士チャンピオンレース

  • Rd1 4月7日 予選5位/決勝4位
  • Rd2 5月13日 予選5位/決勝3位
  • Rd3 8月25日 予選6位/決勝5位
  • Rd4 11月18日 予選7位/決勝7位
  • 年間ポイント:22点/4位

2017年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

  • Rd1 4月16日 予選6位/決勝6位
  • Rd2 6月25日 予選3位/決勝5位
  • Rd3 8月20日 予選8位/決勝7位
  • Rd4 10月28日 予選9位/決勝5位
  • 年間ポイント:16点/6位

2016年富士チャンピオンレース(86&BRZクラス(N1)、年間4戦)

  • Rd1 4月2日 予選4位/決勝4位
  • Rd2 6月26日 予選6位/決勝4位
  • Rd3 8月21日 予選5位/決勝6位

2014年8beat(JP2S)

  • Rd3 8月31日 予選3位/決勝8位

レースレポートRACE REPORT

2024年03月17日 TC2(クラス1) Rd1

2024年03月17日
2024年03月17日
2024年03月17日

3月17日に、TC2(JAF非公認2時間耐久レース@つくばサーキット)の開幕戦がありました。昨年度はシリーズチャンピオンとなることができ、今年はレーシングスーツを皆でそろえることにしました。いつもの若者2人と出場しました。同クラスには1.5リッターのロードスターと1.5リッターのデミオ。我々のAK12マーチマーチは1.2リッターと非力ではありますが、若い力もあるので勢いでなんとかということで。出場チームは26チームで予選は15分、うちのチームは若者2人が途中交代を含み走ります。結果はクラス2位、総合18位、同クラスのロードスターは約3秒速いタイムとかなり離されました。また、同クラスのデミオは約5秒我々よりも遅いタイムで、打倒ロードスターということになりました。昨年の経験もあり、燃料タンクも5リットル大きいものにしたので、無給油で行けば何とかなるのではと楽観的に。決勝は2時間の耐久です。18番グリッドからスタート、順調に周回を重ねます。第2スティントは私の番です。今回耳にイヤホンをいれ、ピットからの指示が聞けるようにしました。ところが耳にイヤホンをつけるとかなりの違和感があり、またエンジン音なども聞こえづらく、慣れない感じに戸惑いました。約30分くらい走ったところで赤旗が出たため、ピットイン。そこでドライバー交代を行いました。赤旗中断でピットレーンに並んでいると、2台後ろに同クラスのロードスターが同一周回で並んでいるではないですか。そのまま抜かれなければ優勝です。第2ヘアピンでのクラッシュの処理が終わり、いよいよレース再開、一時真後ろまで追いつかれましたが、次第に引き離しクラス優勝(総合16位)でフィニッシュしました。今回の優勝と昨年のシリーズチャンピオンの表彰がありました。4月からFCR-86BRZⅠクラスへの参戦が始まりますが、幸先の良いスタートでした。

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方⑧

エアロパーツ装着し、完成です。

レーシングカーの作り方⑧

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方⑦

さて、昨年1月から開始した、新型BRZレーシングカー化ですが、いよいよ最終段階に入ってきました。2024年1月26日にカラーリングが終わりレース屋さんに帰ってきました。この時点でエアロパーツは外してありますが、この後エアロパーツ装着、コンピュータを書き換えたらいよいよ完成です。

番外編⑥

番外編⑥

番外編⑥

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方⑥

さて、1月から継続していた新型BRZのレーシングカー化ですが、ようやく8月20日に富士スピードウェイでシェイクダウンしました。といっても、スピードリミッターは切れてない、コンピュータもいじってない、エアロパーツはついていない、外装もやってない、なんとまだ“ナンバー”がついているという状態でした。外から見ると見た目は普通の乗用車でした。朝1番で走り始めましたが、まず1周ぐるっと回ってピットにかえって車両のチェックをすると、ドライブシャフトやマフラーにグリースが飛び散って…。ひとまず拭いてさらに2周してきましたが、再度グリースが飛散。とのことで、はじめの30分走行枠は3周で終了。ディファレンシャルギア(LSD)からドライブシャフトが出ているところのブーツが新型車両では硬いプラスチックになっているようで、スリックタイヤで駆動系への負荷が強く発熱でグリースが吹き出してしまったようです。それ以外にもデフクーラー(LSDを強制的に冷やすもの)のヒューズが切れて作動しなくなったりしました。メカニックが何とか対処して、次の枠の走行に間になんとか合いました。次の枠は2周してもどって、車両チェックしたところ特に問題なかったため、その後は全開走行ができました。ただスピードリミッターが効いているので183㎞/h以上は出ない状態でした。それでもタイム的にはまずまずのタイムが出たため、今後完成した時が楽しみです。実戦への投入は来季になりそうです。

番外編⑤

番外編⑤

番外編⑤

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方⑤

さて、今年の1月から製作していた新型BRZのレーシングカーですが、数々の問題を処理しつつ、6月12日の時点で、まだ外装はしていませんが、トランスミッション(変速機)を分解して、レース中に折れると言われている3-4速のシフトフォークを対策部品に交換作業中です。写真のステアリングは、レースのサポートをしていただいているATCの社長からいただいた開発第2号の試作品です。

番外編④

番外編④

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方④

3月15日に製作現場に行ってきました。ボディの補強が終わり、内部は白でキレイに塗装され、ロールバーが入っていました。最近の車は電子制御に関連する部品やコード類が多く、うっかり外してしまうと安全装置が働いてエンジンがかからないなどの不具合が出ます。すべての部品やコード類が何をやっているかは分厚いマニュアルを参照する必要がありますが、まだ手に入れてないとのことでした…。そういえば今使っているレーシングカーもエンジンブローした際に、後期型のエンジンに乗せ換えようとしたらエンジンがうまく機能せず、2020年の第1戦で走行前にリタイヤしたことがありますが、同じ車なのにいろいろマイナーチェンジがされ、電子制御のパーツかなり複雑化しています。プライバシーガラスの件は、監督に確認したところ、最近は暑さ対策でわざわざフィルムをはるレーシングカーもあるとのことで、そのままにすることにしました。ホイールが17インチに指定されたため、ホイールを3セット12本買う必要が出てきました…。

番外編③

番外編③

番外編③

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方③

2月5日時点でようやく前掲レシピ①の状態になったところです。車の中はからんどうとなり、メーター類などの細かい部品が車内におかれています。快適だったクーラーも外され(右下の重そうな部品)、夏のレースは灼熱地獄となります。ここで初めて気が付いたことが、トヨタの86はリアガラスが全グレード透明なのに対し、BRZのほとんどのグレードはプライバシーガラスになっていることです。レースでの視界確保が重要なので、ガラスも交換する必要が…。レース初戦は3月終わりか4月初めとのことで、おそらく初戦には新型投入は間に合わないと思われます…。
(写真上左:フロント部分とダッシュボードを外したパーツ 写真上中:車内フロント方面 写真上右:車内横方向 写真下左:車内後方、プライバシーガラスにあぜん 写真下右:クーラー関連部品、重そう…)

番外編②

番外編②

番外編②

番外編②

番外編②

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方②

2023年1月14日いよいよレーシングカーにするためにレース屋さんへ移動です。いままで慣らし運転として通勤などに使っていましたが、とても快適でした。静かでエアコンもよく効き、オーディオやバックモニターもついている状態。オートクルーズ機能などの便利機能やエアバックなどの安全装備もついています。これらがすべて取り払われると思うと…。積載車にのせられて連れていかれました。。。ドナドナ~

レーシングカーの作り方②

レーシングカーの作り方②

レーシングカーの作り方②

FCR-86BRZⅠクラス(JAF N1車両規定 ZC8) レーシングカーの作り方①

さて、2024年からのN1カテゴリーの新型BRZのレギュレーションも決まり、いよいよレーシングカーの製作に取り掛かります。2023年1月9日現在まだ車はナンバー付きのまま手元にありますが…。
ひとますレーシングカー製作のレシピを書いてみました。

N1仕様BRZレーシングカー
不明kcal(1人分) 3カ月

N1仕様BRZレーシングカー

材料(1人分)

スバルBRZ 1台
ホワイトボディ※1 1台分
ボディー関連 ロールケージ 1セット
駆動系 強化クラッチ 1セット
LSD 1セット
デフクーラー 1セット
制動系 ブレーキキャリパー フロント1セット
ブレーキローター フロント1セット
ブレーキパッド 数セット
吸排気系 マフラー 1セット
エンジン補器類 オイルクーラー 1セット
ラジエター 1セット
足回り ダンパー 1台分
バネ 前後数セット
ホイール 3セット
空力パーツなど外装 エアロパーツ 1式
カッティングシート 1式
その他内装類 ECU※2 1セット
バケットシート 1脚
キルスイッチ 1セット
ハンドル 1セット
追加メーター 1セット
消火器(CO2) 1個
5点式シートベルト 1式

※1 ホワイトボディとは何もついていない、ただのがらんどうのボディで、レーシングカー作製はそこに完成車から必要な部品を移植していく方が簡単ですが、予算や時間の問題で間に合わない場合は(今回は予算の関係で)、なくても大丈夫です。
※2 通常N1仕様ではECUはノーマル書き換えで対応しますが、BRZのECUがインテル製(海外製)となり、いまだ発売以来解析が終わっておらず、リミッターカットや燃料調節などの書き換えもできないため、暫定的にリミッターカットパーツを取り付けすることになっています。
(注)上記の部品以外も様々な部品が必要ですが紙面の関係上割愛させていただきます。

  • ①車をすべて分解し(エンジンやミッション、補器類、足回りやタイヤなどすべて外す)、窓などもすべて外し、ボディだけにします。不要な部分(シートやカーペット、内装、エアコン、ナビ・オーディオなど)は廃棄あるいは売却などします(下処理)。
  • ②ボディに補強(スポット増しなど)をします。必要に応じて、ドアなどの鉄板はぎりぎりまで削り、軽量化を行います。
  • ③ボディにロールケージを装着します。
  • ④エンジン、補器類、駆動系、吸排気系、足回りなどを取り付けます。
  • ⑤バケットシートなど内装類を取り付けます。
  • ⑥エアロパーツを取り付けます。
  • ⑦カッティングシートで外装します(飾り付け)。
  • ⑧試走行を行います(試食)。
  • ⑨ブレーキの調整やサスペンションの調整のためにバネなどの調整を行います(味付け)。
  • ⑩レースに出場します。
今後適宜製作過程の写真を掲載する予定です。